喘息や副鼻腔炎の方の強い味方!! ネブライザーについて徹底解説します!

こんにちは。薬剤師たいきちです。

この記事は患者様のため、論文やガイドラインをしっかり調べて書いています。

ぜひ参考にしてくださいね。

この記事の概要

 

  • ネブライザーの効果はどの鼻や気道に作用していくのか?
  • ネブライザーの選び方のポイントは?
  • ネブライザーをさらに効果的に使うポイントは?
  • 結局、どのネブライザーを使ったらいいの?

 

「ネブライザー」という言葉を知っていますか?

実際に息苦さ、鼻水や鼻づまりなどの症状がない人は、なかなか馴染みがない言葉かもしれません。

 

「ネブライザー」とは、喘息治療などの薬液を霧化して気管支や肺におくるための医療機器です。

 

薬液を細かい霧状にすることで、薬剤を呼吸と一緒に気管や肺、鼻の奥へ送り込むことができます。ネブライザーによる治療は、気管支炎や肺炎の治療を行ったり、炎症を起こして蓄膿になった副鼻腔(顔の骨の中の空洞)の炎症を和らげたりすることができ、耳鼻科などでも一般的に行われています。

 

薬液もその症状の合わせて色々な薬液がありますし、マスクのタイプや鼻だけつけるタイプなどなど・・・実に数多くあるのが特徴です。みなさんは、クリニックや病院などの医療機関でよくみかけるのではないでしょうか。

 

そんなクリニックや病院でしか、お目にかからない「ネブライザー」ですが、実はご家庭でも手軽に使用できるようになっているのを知っていますか?意外と手ごろな値段で医療機関を同じような治療が受けられるということで、最近注目を集めているのです。

 

そんな喘息や副鼻腔炎など、数々の場面で使用できる「ネブライザー」について、選び方から効果的な使用の仕方を含めて徹底解説していきます。

 

もくじ

 

  1.  ネブライザーの効果はどの鼻や気道に作用していくのか?
  2.  ネブライザーの選び方について解説
  3.  ネブライザーをさらに効果的に使うポイントは?
  4.  結局、どのネブライザーを使ったらいいの?

 

ネブライザーはどのように気道や鼻に作用していくのか?

 

先ほど、言った通り、ネブライザーは薬剤を細かい粒子(エアロゾル粒子)にして気道や鼻に送り届ける装置のことです。

エアロゾル粒子が細かければ細かいほど、気道の奥まで行き届きます。

 

一般的に、各気管に到達するときのエアロゾル粒子の目安サイズ(μm)は次の通りです。

 

  • 咽頭や気管…5~10μm
  • 気管支…2~5μm
  • 細気管支や肺胞…1~2μm

※「μm」…読みかたは「マイクロメートル」

 

ですから、すくなくとも例えば気管支喘息を治すためなら、5μm以下であることが必要といえます。

 

粒子を細かくする方法はいろいろあります。詳しくは次の章でご説明します。

 

効果は薬液によって異なります。

「痰を柔らかくする」「気道を滑らかにする」

「気道の粘膜を保護する」「気道の壁に付着している痰を剥がれやすくする」

「痰が出やすくなる」「呼吸を楽にする」などなど・・・

非常に多くの薬液があります。患者さんの症状と身体所見から、お医者さんが適切な処方をしてくれると思います。

ネブライザーを使うとそういった効果のある薬を細かくして、一番効かせたいところに直接効かせていく!というのが最大のメリットですね。

 

ネブライザーの選び方について解説

 

では、どのようにネブライザーは選べばよいのでしょうか。粒子を細かくするためには、大きく分けて以下の3つの方法があります。

 

① 超音波ネブライザー

超音波発信機からの振動が蒸留水に伝わり、その振動で薬液などが振動し、霧状にしていきます。薬液自体に1秒間に約240万回の超音波振動を加えて霧状にしますので、音がしずかでありながら、大量の薬液を噴霧することが可能になります。

 

しかし、超音波を使用する以上、構造が複雑なため、本体が大きくなりがちになります。また使用できない薬液があるのが、欠点になります。

 

② ジェットネブライザー

ジェットネブライザーは、霧吹きと同じ原理で動くネブライザーです。圧縮された空気で、薬液を吸い上げ、さらに霧状にします。仕組みがシンプルである分、ほとんどの薬液が使用可能であり、少量の薬液に適しています。シンプルな分、メンテナンスも容易です。まあ、耐久性にもすぐれています。

 

しかし、長時間の吸入には適しておらず、吸い上げ時の音などがやや大きいことが欠点になります。

 

③ メッシュ式ネブライザー

メッシュ式ネブライザーも超音波振動を利用しますが、噴霧孔に多数の細かい孔をもつメッシュと振動を発生する装置があることで、振動する部分とメッシュの隙間にある薬液が、振動でメッシュの穴から押し出され、霧が発生する仕組みです。

携帯性に優れている点と、少量の薬液に適している部分が長所になります。電池で駆動できる点もメリットでしょう。

しかし、他のデバイスよりも新しい分、まだ耐久性など未確認の部分もあり、選択できる機器がすくないのがデメリットになります。

 

例えば、ネブライザーを家で即効性のあるように、短く吸入したいという場合では、超音波式がおすすめです。「いつでもどこでも」という携帯性を求めたいのなら、メッシュ式やジェットネブライザーになるでしょう。

 

実際に使う場面を想像しながら選んでみるとよいと思います。

 

ネブライザーをさらに効果的に使うポイントは?

 

一番重要なのは「キチンと覆うこと」。簡単なようで意外とできている人は少ないです。マウスピースの場合は、口に加えて、霧が出始めてから、ゆっくりと深く吸入し、マウスピースを通してゆっくりと吐きだしましょう。

 

特に「なにかをしながら」になると、しゃべったりして、横から薬液が漏れていることが多いと思います。せっかくの薬液がもったいないですし、それによって「過ごしやすさ」が違うと考えて、ご自身で行う場合は「~しながら」の吸入はやめましょう。

 

お子さんにネブライザーを使用する時は、「タイミング」が重要ですね。

 

例えば、眠い時やおなかがすいている時など、機嫌が悪くなるときは、どんなことをしても「イヤイヤ」してしまうもの。そんな時に、ネブライザーをしても、うまく吸入できるわけがありません。

 

ネブライザーに好きなキャラクターをつけてあげたり、絵本を読みながら吸入させてあげるのもよいですね。

 

もしもそれでもネブライザーの吸入に飽きてしまったら、10分から20分くらい休憩してから、再開してみましょう。

 

結局、どのネブライザーをつかったらいいの?

 

さて、このように喘息や副鼻腔炎などの病気に使えるネブライザーですが、どれがよいのか非常に難しいですよね。

 

以下の記事に、さらにネブライザーについて、より詳しい商品を具体的にまとめたレポートを今だけ特別に無料で公開しています。

 

 

ネブライザーは実際の治療に関わる機械ですし、後悔しないネブライザーを選択していきたいですね。ネブライザーを実際買われる前に、ぜひ参考にしてみてください。