新型コロナウイルス対策にもおすすめ! パルスオキシメーターの効果を徹底解説します!

こんにちは。薬剤師たいきちです。

この記事は患者様のため、論文やガイドラインをしっかり調べて書いています。

ぜひ参考にしてくださいね。

この記事の概要

 

  • パルスオキシメーターのしくみについて解説
  • パルスオキシメーターはどんな時に使う?
  • 新型コロナウイルス診療にもパルスオキシメーターは大活躍
  • パルスオキシメーターを使用する際の注意点
  • 結局、どのパルスオキシメーターをつかったらいいの?

 

体温・血圧・脈拍・呼吸。

 

この4つは「バイタルサイン」と呼ばれており、生きるのにもっとも重要な4つの指標といわれています。

 

最近、ここにもう一つ「酸素飽和度」が5つ目の新しい「バイタルサイン」になりうる指標として、世界中で大変注目されています。

 

酸素飽和度とは、「血液中にどれくらい酸素がいきわたっているか」を数値化したもの。酸素飽和度が高ければ高いほど、「すみずみまで酸素がいきわたっていること」がわかります。逆に、酸素飽和度が低いほど、身体の細胞に酸素がいきわたらず、細胞が死んでしまう恐れがあるため、大変重要な指標なのです。

 

昔は、採血して酸素濃度を調べることでしかわかりませんでしたが、パルスオキシメーターという画期的な医療機器のおかげで、今や家庭でも非常に手軽に測定できるようになりました。

 

では、このパルスオキシメーターを使った「酸素飽和度」。どのように活用していけばよいのでしょうか。

 

今回は、このパルスオキシメーターについて徹底解説していきます。

 

もくじ

 

  1.  パルスオキシメーターの仕組み
  2. 「酸素飽和度」はどのような時に役に立つのか
  3.  新型コロナウイルス感染症でも大活躍のパルスオキシメーター
  4.  パルスオキシメーターを使う際の注意点
  5.  パルスオキシメーターのおすすめアイテム

 

パルスオキシメーターの仕組み

 

まず、パルスオキシメーターはどのようにして血液中の酸素の濃度を測定しているのでしょうか。

 

パルスオキシメーターは通常、指先に装着して使用します。(一部額に装着するものもあります)指先を見ると、みなさんはピンク色をしていますよね。

ピンク色をしているのは、毛細血管という細い血管の血液が、爪の下の皮膚を流れているからです。そして、血液が赤いのは、赤血球の中の酸素を運ぶ成分であるヘモグロビンが赤色であるためです。

 

ヘモグロビンは、実は、酸素を運んでいるときは赤色ですが、酸素が運び終わるとそこまで赤色ではありません。それが症状に現れてくるのが、「チアノーゼ」と呼ばれる症状で、酸素が足らない状態が続くと、唇が紫色になるのはそのためです。

 

そんな色の変化を「吸光度」といって赤色がどれだけ吸収されるかという指標を用いて、数字に変換し、測定しているのが、「酸素飽和度」なのです。具体的には、赤色光という赤色の光(665nm)と、赤外光(900nm)での吸光度での違いを数字に変換し、酸素と結びついているヘモグロビンがどのくらいの割合で血液中に存在するかと表しています。

 

「酸素飽和度」はどのような時に役に立つのか

 

今や、「酸素飽和度」はパルスオキシメーターを用いると、光を用いて、痛みもなく、1分で手軽に測定できるようになりました。

 

では、そのような第5の「バイタルサイン」と呼ばれる「酸素飽和度」でどのようなことがわかるのでしょうか。

 

まず、逆に血液中に「酸素が足らない状況」を考えてみましょう。

酸素は、小学校で習った通り、酸素は口や鼻を通して肺で取り込まれ、肺の毛細血管を通して、心臓に送られて、全身に届けられます。「血液中に酸素が足らない」ということは、そのうちのどれかが通行止めにあっていることを意味します。

 

一番多いのは、「肺」と「心臓」です。肺が色々な理由で酸素を十分取り込まれなくなったときに「酸素飽和度」がさがります。急に肺が障害を受ける理由で一番多いのは感染症です。病名でいうと、「気管支炎」や「肺炎」がそれですね。その手前の咽頭の部分での障害でも呼吸が苦しくなるでしょう。「喉頭蓋炎」などがそれにあたります。

 

慢性的、ずっと長い期間通して肺が障害されている人もいます。日中の変動が大きい「喘息」、長期間のたばこで肺が障害されてきて肺が十分酸素を取り込めなくなる「慢性閉塞性肺障害(COPD)」などがそれにあたります。

 

こういった、肺が急に障害されてきた方へ、慢性的に障害されている肺の方などにパルスオキシメーターを用いると、自分がどれくらいの重症度なのかがわかるため、非常に便利です。すぐに病院に行かないといけないのか、救急車を呼んだ方がよいのかなどの目安になるでしょう。

 

また、心臓が障害されてきている方も同様に酸素飽和度が下がります。急に下がるような場合は、心臓自体が動かなくなる「急性心不全」や「急性心筋梗塞」などの病気の可能性を考えます。慢性的にずっと長い期間を通して心臓の機能が弱ってくる「慢性心不全」の管理にもパルスオキシメーターは有用な指標といえます。

 

新型コロナウイルス感染症でも大活躍のパルスオキシメーター

 

2020年を中心に猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症にも、パルスオキシメーターは大活躍しています。

ガイドラインで、パルスオキシメーターで測定される「酸素飽和度」が新型コロナウイルス感染症の「重症度分類」の項目の1つになっているのです。

 

具体的には、酸素飽和度が96%以上は「軽症」、93%から96%は「中等症I」、93%以下を「中等症II以上」と分類して、それぞれの対応をガイドライン上できめています。

 

例えば、「酸素飽和度が96%以上で呼吸器症状もなく、咳のみで息切れがなかった場合は、多くが自然軽快する可能性があるが、急速に病状が進行することがあるため、体調不良になったときに受診する医療機関を事前に決めておく」などです。

 

このように、パルスオキシメーターは、自分が体調不良になったとき、特に呼吸器症状や息切れがでてきたときに、自分がどれくらい「悪い」のかを知る非常に重要なツールといえますね。実際、医療機関でも大活躍しています。

 

パルスオキシメーターを使う際の注意点

 

パルスオキシメーターは指を入れるだけの簡単で安全なツールですが、測定を正確にするためには、いくつか注意点があります。

 

① 室内で安静にした状態を数分間、保った状態で測定する

 

息が上がっている状態は、運動している時は酸素がどんどん消費されているので、酸素飽和度はもちろん下がります。安静にした状態でないと、「本来の自分」を測定していない可能性がでてきます

 

② 測定する指のマニキュアは落しておく

 

測定している指がマニキュアが塗られている場合、赤色の色素を吸光度を用いて測定している以上、誤差が生じやすくなります。

 

③ 測定する前に指先を温めておく

 

寒い時期に手がかじかんでいる時など、末梢の血流が悪くなって酸素飽和度は低下する可能性があります。その場合は測定する前に指先を温めておくと、正常な数値になることが多くあります。

 

他には、貧血の人や以上ヘモグロビン血症の場合には、不正確になることがあります。また、航空機の中など高地では不安定になりやすいので注意しましょう。

 

パルスオキシメーターのおすすめアイテム

 

さて、このように呼吸器や心臓を中心に自分の「体調不良」を数値化できるパルスオキシメーター。一体、どう言った商品が、「コスパが高い」「クオリティのよい商品」なのでしょうか。

 

実際にさまざまな会社、さまざまなタイプのパルスオキシメーターを試して、市場価格と機能性、正確性などを中心に、徹底的に評価しました!

 

以下の記事にパルスオキシメーターの評価をまとめたレポートを今だけ無料で公開しています。

 

 

自分の「体調不良」をもっと知りたい方、慢性的に心臓の病気や肺の病気をもっている方などに、おすすめのアイテムばかりになっております。ぜひこちらも参考にしてくださいね。