目に良いと言われるブルーベリーサプリで視力は回復するの?【薬剤師がドラッグストアで勧めても相手のためにならないサプリメント④】

目に良いと言われるブルーベリーサプリで視力は回復するの?

 

こんにちは。たいきちです。

 

今回はブルーベリーサプリについてのお話です。

 

はじめに

 

まず、結論から申しあげますと、ブルーベリーが目に良いは本当です。

 

ですが、残念ながらブルーベリーが食べ物の中で、特別に目に良いのかと問われると、そういうわけではありません。

 

​​​​​​​Amazonやスーパーや薬局のサプリメントコーナーに目をやると、目の疲れに、など、遠回しに視力回復を謳ったサプリメントには「ブルーベリー」という表記があります。

 

そのせいでしょうか。世間一般的にCMなどでも目に良い食べ物=ブルーベリーという情報が定着するようになりました。

 

情報の発端は、いろいろと諸説はありますが、第二次世界大戦頃から広まったといわれています。

 

とあるイギリス人パイロットが『薄明りでも敵機がよく見える』と言うので、彼の食生活を調べると、毎日ブルーベリージャムを塗ったパンを食べていたという逸話があったそうです。

 

その話を聞き、研究を進めていくと、ブルーベリーに含まれる色素である「アントシアニン」が脳血管障害などを予防したり、視機能を改善するということがわかったのです。

 

また、ブルーベリーには目や皮膚、鼻や喉などの粘膜を保護してくれるビタミンAも、豊富に含まれています。

 

それもブルーベリー=目に良い、と言われる情報に拍車をかけたのかもしれません。

 

しかしアントシアニンが豊富に含まれている食べ物はブルーベリーの他に、カシスや、黒ゴマ、ナス、紫イモなどがあるます。

 

アントシアニンを含む植物は赤・青・紫色を形成しますので、紫色の食べ物を食べるように心がければ、必然的にアントシアニンを摂取することができるでしょう。

 

ですが、毎日アントシアニンをせっせと摂取したから視力が上がったという話は聞いたことがありません。医学的な根拠はあるのでしょうか。

 

目に良いからという理由でアントシアニンを摂取している方がいらっしゃたら、少々失礼に聞こえるかもしれませんが、アントシアニンの効果は気休め程度と考えておいたほうがいいでしょう。

 

ブルーベリーサプリとは何か

 

主にブルーベリーサプリにはアントシアニンが多く含まれている製品が多い事が特徴です。

 

またビタミンやミネラルも同時に配合されていたりします。

 

CMでも有名な『ブルーベリーアイ』は「ビルベリーエキス」「ルテイン」などが含まれており、特にデジタル社会に生きる現代人のひとみのための22種類の成分を配合しているとの事です。

 

目がぼんやり見えにくくなったり、文字が読みにくくなったり、そんな人に効果があるとの事です。確かに、ブルーベリーサプリはアントシアニンを多く含み、それを吸収し効果を期待させるためのものです。

 

しかしあくまでブルーベリーは目に良いと言ったイメージから数多くの製品が製造されています。

 

コンビニやAmazon、通販などで販売されています。

 

しかし、一般的に目の症状に関しては加齢や様々な症状が考えられますので、ブルーベリーサプリを安易に人にお勧めしないほうがよさそうです。やはり気休め程度に考えておくことが極めて大切です。

 

ブルーベリーの効能効果が立証できない理由

 

ブルーベリーサプリを服用する事で「視力」が回復するデータは残念ながらありません。

 

もし、ブルーベリーで生まれつき視力の悪い子供や、加齢による遠視、近視といった症状に期待するなら専門医療機関にご依頼ください。

 

安易に大量のサプリの服用はおすすめできません。なぜなら、全く研究結果はないのです。

 

ブルーベリーが持つ成分と目の関係に関して研究が進むことで、ブルーベリーは「視細胞に働きかける」、「目の健康維持に役立つ」、「病気を抑制する」などの可能性が出てきました。

 

しかし、「目に良い」ということと「視力が回復する」ということは同じではありません。

 

もちろんそういった期待を抱きたくなりますが、現段階においては「視力回復に効果があった」といった研究結果は出ていません。

 

しかしながら、ブルーベリーの主成分ともいえるアントシアニンは目に良い働きをする可能性が報告されています。

 

あくまで可能性の範囲内です。ですから、疲れ目には目薬と睡眠、視力はレーシックなどが確実です。

 

確かに長時間PCやスマホの画面を見続けると目は疲れますし、視力も低下します。

 

日常生活ではブルーベリーサプリの服用で安心するのではなく、スマホは夜中、暗がりで見続けないなど、毎日目を労わる事が意識できれば、ブルーベリーサプリを服用する理由はないのです。

 

まとめ

 

目の疲れに関しては実験装置などで数値化することが難しいため、被験者のアンケート結果がすべてになりますが、いくつかの研究によりブルーベリー由来のアントシアニンが、VDT作業による目の疲れに有効であることが報告されています。

 

しかし直接サプリを服用する事で目に劇的な効果が現れる事が証明できるサプリはなく、あくまで自社調べ、被験者の感じ方の問題です。

 

もちろん、サプリを服用して視力が回復する事はありません。そもそもアントシアニンを含む食品は多くあります。

 

つまり日常生活における食生活でアントシアニンを取り入れる事は可能なのです。

 

高額な定期購入でサプリを服用する必要性はありますでしょうか。

 

疲れ目には目薬がありますし、視力矯正にはレーシックが有効です。

 

あくまでブルーベリーサプリは健康機能補助食品です。

 

目に良い成分ではあるものの、服用しても目には直接作用はしにくいのです。

 

目に何か違和感や疲れを感じたら、まずは目薬を買いに行き、睡眠などで、目をしっかり休ませましょう。

 

そしてそれでも良くならない場合は専門医療機関に相談する事をお勧めします。

 

たいきちは疲れ目に聞く市販の目薬を紹介します。こちらの記事も御覧ください。

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