補聴器を買う前に必ずすべき3つのこととは? 補聴器について徹底解説します!

こんにちは。薬剤師たいきちです。

この記事は患者様のため、論文やガイドラインをしっかり調べて書いています。

ぜひ参考にしてくださいね。

この記事の概要

 

  • 補聴器を買う前に気を付けること
  • 補聴器を買う前に行う検査とは?
  • 耳がよくなるだけじゃない、補聴器の意外な効果とは?
  • おすすめの補聴器をご紹介

 

補聴器とは、その名のとおり、普通の大きさの声で話す会話が聞き取りにくくなった時に、はっきりときくための医療機器です。

 

よくおじいちゃんやおばあちゃんが、耳が遠くなった時に購入するイメージがあるのではないでしょうか。

 

実際、加齢とともに、耳の調節機能が低下するために、聞こえなくなってきますし、意外と多くの方が耳の聞こえ方で悩まれています。

 

60歳から74歳までの600人を対象に行ったアンケート調査では、「耳が聞こえにくくなった」と感じる方が、46.5%の方が、「感じている」と回答されています。

 

具体的には、「騒がしい場所での会話が聞き取りづらい(62.0%)」「ボソボソ話す人の声がわからない(61.6%)」という方が多いようです。

 

また、同アンケート調査で、「耳が将来聞こえにくくなったときに補聴器を使用しますか?」と質問したところ「補聴器を使用する」と答えた方が78.8%に達することがわかりました。

 

ということは、実に60歳以上の3割程度の方が、補聴器を使いたいと思っていることになりますね。

 

今回、そんな補聴器について、買い方の注意点や、補聴器で得られる意外な効能まで詳しく説明いたします!

 

 

もくじ

 

  1.  補聴器を買う前に気を付けるべきこととは?
  2.  補聴器を買う前に行う検査はどんな検査?
  3.  耳がよくなるだけじゃない、補聴器の意外な効果とは?
  4.  結局、どの補聴器を使ったらいいの?

 

補聴器を買う前に気を付けるべきこととは?

 

当然ですが、耳が聞こえないのを補助するのが補聴器です。

 

しかし、耳が聞こえない原因をすべて補聴器が解決してくれるわけではありません。

 

補聴器がカバーできるのはあくまで主に耳の「集音」の部分ですので、耳が聞こえない原因がそれ以外の場合は、補聴器でカバーできないのです。

 

ですから、「耳が聞こえないから補聴器を買えばよい」ではないことがわかります。さらに、突発性難聴、耳鳴り、めまい、中耳炎による耳漏などがある場合、補聴器を使用することで聞こえを悪化させる可能性もあります。

 

具体的には、補聴器を買う前にまず「耳鼻咽喉科」で耳が聞こえない原因を探る必要があります。特に「補聴器相談医」といって耳鼻咽頭科の中でも補聴器を扱える医師は限られています。

 

また、補聴器相談医が作成する「診療情報提供書」があれば、補聴器の購入費用が医療費控除の対象になる場合もあります。

 

医療機関が補聴器を扱っているか、相談医であるかを必ず電話で問い合わせしましょう。

 

補聴器を買う前に行う検査はどんな検査?

 

① 耳鏡で耳垢や外耳道、鼓膜をチェックし異常がないか確認します。

 

② オージオグラムといって聴力検査を行います。健康診断でよく高音の音や低温の音を聞いて、聞こえたか判別する検査をした記憶がある人もいると思います。

 

加齢による難聴は

  • 左右差なく高音から低下していく
  • 音としては聞こえるが言葉が分かりにくい
  • 早口や騒がしい所では聞き取りにくい

 

などといった特徴があります。聴力検査では、こういった特徴に当てはまっているのか、それともこのタイプに当てはまっておらず別の可能性があるのかを含めて詳しく調べていきます。

 

もちろん、加齢の「集音機能」以外に問題があると判断した場合は、適宜検査を追加していき、原因を探っていきます。

 

③ 補聴器外来で補聴器適合判定医、業者(認定補聴器技能者)立ち合いのもと、
補聴器の機種選択、フィッティング(患者さん個々に合わせた調整)、装用指導
を行い、試聴器を貸し出しされます。

 

実際、1~2週間ご自宅で補聴器を使ってもらい、どのような時にうるさく感じたか、どのような時に聞き取りづらかったかなどをきいて、再調整、機種変更を行います。

 

④ 最後に、補聴器適合検査を行い、補聴器があっているかを客観的に最終チェックして終了です。

 

耳がよくなるだけじゃない、補聴器の意外な効果とは?

 

補聴器と聞くと、耳が聞こえるようになるだけだと考えていませんか?

 

実は補聴器によっていろんな効果が証明されているのです。

 

その最も大きい効果が「認知症」です。難聴で補聴器を使うと認知症を予防できる可能性があります。

 

2019年のアメリカ老年学会の論文ですが、アメリカで2008年から2016年にかけて難聴と診断され医療保険が利用された113862人の66歳以上の高齢者を追跡し、アルツハイマー病、うつ病、そして転倒による外傷の発症頻度を、補聴器を使い始めた人(女性11.3%,男性13.3%)と、使わなかった人で比べています。

 

結果としては、アルツハイマー病になる確率が17%減少、うつ病や不安神経症になる確率が14%減少、転倒し外傷をきたす確率が13%減少という驚くべき結果でした。単純に考えると、6人に1人は補聴器で認知症にならなかったということになります。

 

論文の中で、その理由として耳の聞こえが悪くなると、周りの関わりが減って、認知機能が低下し、うつ病も発症しやすくなると考えて言います。それがさらに思わぬケガにまでつながってしまうということです。

 

特に65歳以上で耳が聞こえにくいという方は補聴器の購入を積極的に考えてきたいですね。

 

結局、どの補聴器をつかったらいいの?

 

さて、このように特に高齢者で耳が聞こえづらい方は必要な補聴器ですが、どれがよいのか選ぶのは非常に難しいですよね。

 

以下の記事に、さらに各補聴器について、より詳しい商品を具体的にまとめたレポートを今だけ特別に無料で公開しています。

 

 

補聴器を付けることで、今まで制限されていた情報が解放されるので生活が一変します。人との交流もスムーズになり、結果うつ病まで発症しなくなるという優れものです。今回紹介してある補聴器はどれも、非常に扱いやすく効果もバツグンな商品ばかりです。補聴器を実際買われる前に、ぜひ参考にしてみてください。