仮想通貨の半減期とは?半減期がない仮想通貨は危ないの?

こんにちは。たいきちです。

 

仮想通貨には「半減期」と言われるものがありますが、

 

  • 半減期ってそもそも何?
  • 半減期がある仮想通貨とそうでない仮想通貨は何が違うの?

 

といった疑問を持つ方は多いのではないでしょうか?

 

本記事では「仮想通貨の半減期」について詳しく紹介していきます。

 

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仮想通貨における半減期とは

 

そもそも仮想通貨における半減期とは、「マイニング報酬が半分になるタイミング」のこと。

 

マイニング報酬とは仮想通貨を採掘する「マイナー」と呼ばれる人がもらえる新規発行通貨のことですが、半減期になるとこのマイニング報酬は半減してしまいます。

 

例えばビットコインの場合発行枚数の上限は2140年までに2,100万枚と定められていますが、

 

  • 2012年:1,050万枚発行時点で初の半減期 マイニング報酬1ブロック50BTC→25BTC
  • 2016年:1,575万枚発行時点で2回目の半減期 マイニング報酬1ブロック25BTC→12.5BTC
  • 2020年:1,837.5万枚発行時点で3回目の半減期 マイニング報酬1ブロック12.5BTC→6.25BTC

 

このように、50%発行時、75%発行時、87.5%発行時点で半減期が訪れ、ビットコイン発行量はどんどん減少しています。

 

なお、ビットコインがいい例ですが、おおよそ4年に1度半減期が訪れる仮想通貨が多いとされているようです。

 

半減期がある理由

 

半減期がある理由は仮想通貨ごとによって微妙に異なるかもしれませんが、「仮想通貨のインフレを防ぎ、通貨価値を維持するため」というのが最も一般的でしょう。

 

半減期によって通貨の新規発行量が減少すれば通貨の希少性は高まり、それに伴って仮想通貨の価値も保たれます。

 

このように「毎年採掘量が減少し、価値が高まっていく」という意味では金がいい例でしょう。

 

金の時価総額推移

参考:https://www.pwalker.jp/goldrekishi.htm

 

半減期によって採掘量が減るたびに、この金のように、仮想通貨の希少性及び価値が上昇していく可能性は高いです。

 

こちらの記事も参考にしてください。

 

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半減期が発生した事例

 

仮想通貨は、半減期によって、金のように希少価値が上昇する可能性が高いと述べました。

 

それでは実際は価値はどう変化したのか、ビットコインのこれまでの半減期の事例として、各年のビットコインの最高価格を振り返ってみましょう。

 

年次 最高価格/1BTC
2010年 7円
2011年 1,500円
2012年(1度目の半減期) 1,000円
2013年 120.000円
2014年 68,000円
2015年 33,000円
2016年(2度目の半減期) 70,000円
2017年 2,000,000円
2018年 1,100,000円
2019年 1,000,000円
2020年(3度目の半減期) 3,000,000円

 

これまで3回半減期がありましたが、過去2回の半減期では、翌年にビットコイン価格が大きく最高値を更新しているという点がお分かりいただけるでしょうか。

 

これは半減期がきっかけで徐々に価格が高騰していき、およそ1年後にピークに達しているようなイメージです。

 

その他、

 

  • 半減期以外の年は緩やかな伸び・もしくは緩やかな下落をしている
  • 半減期の翌年後は価格が下落するが、それでも半減期前の価格を大きく上回っている

といったことがわかるはず。

 

このことから、「採掘量の減少によって希少価値が高まり、それに伴って価格が高騰する」という特徴は、金と似ているといえるでしょう。

 

半減期がなかったら仮想通貨はどうなるのか

 

結論から言うと、もしビットコインに半減期がなければ、ここまでの急騰が起きる可能性は限りなく低かったでしょう。

 

実際仮想通貨では半減期がないモノも多いですが、それらの多くは数円~数千円程度で取引されているようです。

 

その他、Twitterで22万人以上のフォロワーがいる仮想通貨アナリスト「PlanB氏」が、金などの価値を測定するモデルである「ストックフローモデル」をビットコインに当てはめた結果、一定の規則性が発見されました。

 

S2Fモデルのグラフ

参考:https://twitter.com/100trillionUSD/status/1267214325661433856/photo/1

 

ビットコインのこれまでの変化がこのモデルに当てはまるということは、

 

「ビットコインは金と同様に希少性が高いほうが価値が高まる」

 

という理論に基づいた変化をしている可能性が高いということです。

 

以上のことから「半減期がビットコインの価格に影響を与えている」ことには正当性があり、他の仮想通貨も同じように半減期の影響を受けることは十分考えられるでしょう。

 

つまり逆説的に、「半減期がない仮想通貨は、緩やかに高騰することはあれど、急騰する可能性は非常に低い」といえます。

 

PlanBの価格予想は必修です。ぜひこちらの記事もご覧ください。

 

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半減期がない仮想通貨

 

ここまではビットコインを例に半減期を紹介してきましたが、ここからは半減期がない仮想通貨を見ていきましょう。

 

ちなみに、半減期がない仮想通貨の多くは発行上限が定められていません。

 

発行上限がない=いくらでも発行し続けて良いため、半減期を設けて発行数を制限する必要がないのです。

 

例外も勿論ありますが、基本的には「半減期がない通貨は発行上限がない通貨が多い」と認識しておけば問題ありません。

  • イーサリアム
  • ネオ
  • リップル

 

イーサリアム

 

「イーサリアム」は2013年にヴィタリック・ブリテン氏によって考案された仮想通貨で、現在の価格は「1ETH=160,000円」程度です。※2021年1月時点

 

イーサリアムには半減期がない理由としては、「イーサリアムに発行上限が定められていないから」というモノが有力。

 

先ほど述べたように、発行上限がないため半減期によって発行数を制限する必要はありません。

 

なお半減期こそありませんが、ビットコインの急騰につられてじわじわ値上がりし続けています。

 

 

ビットコインに次いで知名度の高い仮想通貨ですが、ビットコインとの価格差(1BTC=約300万円 )を考えると、やはり半減期による違いは大きいと考えられます。※2021年1月時点

 

イーサリアムについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 

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ネオ

 

「ネオ」は中国版イーサリアムといわれており、現在の価格は「1NEO=約2500円」程度。

 

ネオは発行上限が1億枚と定められていますが、

 

  • 2015年のICO時点で5000万枚
  • 2017年にネオ運営チームの資金や非常時のための予算として5000万枚

 

と、上限いっぱい発行済みです。

 

半減期がない理由については定かではありませんが、「通貨を独占されて悪用されないように」と半数のネオは運営チームで保持しています。

 

このことから、「価格急騰を見込んだ層による独占や悪用を防ぐために半減期を設けていない」というのは1つの説として考えられます。

 

リップル

 

最後に「リップル」は2013年から配布が開始された仮想通貨で、「1XRP=約40円」程度です。

 

リップルも発行上限が1,000億枚と決められていますが、既に1,000億枚発行済みであり、半減期はありません。

 

その代わり、リップルはマイナーに支払われる手数料分、市場から姿を消していく仕組みを持っています。

 

要するに、「リップルは使用されるたびに数が減少していく仮想通貨である」ということ。

 

半減期こそありませんが、希少性という意味で言えば、ビットコイン同様価値が高まりやすい仮想通貨だといえるでしょう。

 

半減期がない仮想通貨はリスキーなのか?

 

ここまで仮想通貨の半減期について見てきましたが、

 

  • 「半減期がない仮想通貨は高騰しにくい?」
  • 「半減期がない仮想通貨に手を出すのはリスキー?」

 

といった疑問を持つ方もいるでしょう。

 

これに関して結論から言うと、

 

「ビットコインのように急騰するとは考えにくいが、半減期がない仮想通貨でも高騰する可能性は十分にある」

 

といえます。

 

というのも、一般的に価格というのは需要と供給の関係によって決定されます。

 

そのため、仮想通貨による決済が普及したり、政府による規制が緩和されたりすれば、徐々に仮想通貨の需要は増えていくでしょう。

 

そうなると後は供給面ですが、

 

  • 発行上限が定められている
  • 半減期がある
  • 市場から減少していく仕組みがある

 

といった要因があると、供給が少なくなるため、価格は高まりやすくなると考えられます。

 

よって、半減期にこだわらず、「需要は高まりそうか」「供給に制限はあるか」の2つの面で考えると、高騰する仮想通貨を見つけ出しやすくなるはずです。

 

仮想通貨の半減期まとめ

 

今回は仮想通貨の半減期について紹介してきました。

 

価格は需要と供給によって決定されますが、半減期はそのうち供給面に大きく影響を与える出来事であり、高騰の要因となっている可能性はかなり高そうです。

 

特にビットコインの場合だと、これまでの半減期は毎回翌年に最高値を更新していることもあるため、次の半減期は目が離せません。

 

需要と供給の面から考えても半減期が価格に及ぼす影響は高いと考えられるため、半減期がある仮想通貨は注目しておくといいでしょう。

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