下痢になりやすい人が自分でできる対処法を薬剤師が解説!

人気商品

下痢になりやすい人が自分でできる対処法を薬剤師が解説!

 

こんにちは。たいきちです。

 

今回は下痢になりやすい方のために記事を書きました。

 

はじめに

 

突然襲ってくる下痢、長引く下痢は体力を消耗するだけではなく、生活にも支障をきたします。

 

軽い症状であれば市販薬が役に立つこともあるでしょう。

 

しかし、根本的な解決にはなりません。

 

体質的なものだと諦めずに、バランスの良い食事を摂ったり適切に運動をしたり、乳酸菌を積極的に摂取したりして、下痢になりにくい体作りが大切です。

 

下痢になりやすい人は、受診や薬に頼るだけでなく、自分でできる対処法を実践してみましょう。

 

下痢になりやすい原因とは

 

下痢を継続する時期で分けると、一般に4週間以内の下痢を「急性下痢」、それ以上続く下痢は「慢性下痢」と呼ばれています。

 

慢性下痢にはストレスからくる神経性のものや、全身的な病気の一症状、または薬物の副作用による腸内の炎症など、さまざまな原因が考えられます。

 

下痢は、症状を起こす原因によって3つに分けられます。

 

分泌性下痢

 

食あたりなどで細菌に感染したときや、小麦、魚介などによる食物アレルギー、薬(解熱鎮痛薬など)の影響で腸粘膜に障害を起こしたときなどは、腸管内の分泌液が過剰となり下痢を起こします。

 

浸透圧系下痢

 

腸管内に浸透圧を上げる(腸の外から水分を取り込もうとする)成分があると、水分吸収がうまく行われず、下痢を起こします。

 

浸透圧を上げるものには、一部の下剤(マグネシウム含有製剤など)やサプリメント、食品(ソルビトール、キシリトールなど)があります。

 

運動亢進性下痢

 

ストレスや暴飲暴食、冷えなどによって自律神経のバランスが崩れ、腸の動きが過剰に亢進すると、便の通過スピードが速くなって水分の吸収が不十分になり下痢を起こします。

 

腹痛を伴うことが多いのが特徴です。

 

下痢になりやすい人は、自身の症状が上記のどれに該当するかまず考え、対処法を選ぶことが大切です。

 

受診や薬に頼る前に自分でできる対処法と予防について

 

対処法

 

普段から体質的にお腹を下しやすい人は、下痢の症状がみられたら胃腸を休めるために消化の良い食べ物を食べるようにしましょう。

 

また、体内の水分が失われていますので、水分を補給してください。

 

スポーツドリンクは失われた電解質を補ってくれるためおすすめです。

 

ただ、腸の粘膜を刺激しないよう、常温のものを少しずつ摂取しましょう。

 

下痢になると体内の水分が失われると同時に、体力を消耗しています。

 

症状が治まってきたら、体力の消耗を防ぎ、細胞の再生を促すために、できるだけ早く食事をすることが大切です。

 

おかゆ、よく煮込んだうどんなどのエネルギーとなる食品や、傷ついた粘膜を修復するために必要な、タンパク質が豊富な卵、豆腐、鶏のささ身などを食べましょう。

 

他にも、消化吸収の良いヨーグルトや、カリウムが豊富なりんごのすりおろしたもの、バナナもおすすめです。

 

反対に、下痢をしたときに控えるべき食品は、脂肪分の多い肉、うなぎ、揚げ物です。また、腸内で発酵しやすいキャベツ、さつまいも、豆類も控えましょう。

 

他にも消化吸収の悪いラーメンやお菓子、海藻類、玄米、腸に刺激を与えてしまうカフェイン飲料、炭酸飲料、アルコール類なども控え、安静に過ごす事が大切です。

 

予防

 

下痢のほとんどは、食生活を含めた生活習慣が原因で起こります。

 

まずは日々の健康管理をしっかりと行い、腸の健康を維持することが肝心です。ウイルスや細菌などの感染が原因になることもあるので、食品の管理や衛生面に注意しましょう。

 

また、ストレスをためないよう心がけることも大切です。

 

多くの下痢は、暴飲暴食や消化しにくい食事、寝冷えなど身近なところに原因があります。 普段の生活習慣をちょっと見直すだけでも予防が可能です。

 

以下に大切な予防法4つをご紹介致します。

 

飲み過ぎ・食べ過ぎに気をつける

 

下痢の原因のほとんどは、飲み過ぎや食べ過ぎによるものです。

 

冷たい食べ物をとり過ぎない、アルコールを控えめにするなど、食生活を見直しましょう。

 

下痢を引き起こしやすい食事を控える

 

脂っこい食事や香辛料をたくさん使った料理、冷たい食べ物や飲み物などは、腸に刺激をあたえ、ぜん動運動を刺激し、下痢を起こしやすくします。

 

とりすぎには注意しましょう。

 

冷えから体を守る

 

冷たい物を飲み過ぎるなどして胃腸が冷やされると、消化機能が低下します。

また、寝冷えによっても同様の状態が引き起こされます。腹部を冷やさないように心がけましょう。

 

ストレスをためない

 

ストレスがたまると慢性的な下痢を引き起こすことがあります。

 

ゆっくり休息する時間をとり、睡眠をきちんととる、趣味を見つけるなど、上手にストレスを発散させるように心がけましょう。

 

まとめ

 

体質的にお腹を下しやすい方は、腸をいたわる生活ができているかどうかを振り返ってみましょう。

 

過度なストレスがかかるお仕事を抱えていたり、睡眠不足が続いたりすると自律神経のバランスが乱れて腸にストレスがかかってしまいます。

 

下痢になりにくい腸にするには、一般的にもよくいわれていることですが、適度に運動をしたり、充分な睡眠をとったりすることはとても大切なのです。

 

また、ふだんの食事方法も見直してみましょう。

 

暴飲暴食をしたり、冷たい飲み物やアルコール類を飲みすぎたりしていませんか。

 

これらは、腸を過度に刺激するため、下痢の原因となります。

 

なるべくバランスの良い食事をゆっくり摂るようにしましょう。

 

他にも腸を整える栄養をすすんで摂ることも、下痢になりにくい腸にするために欠かせません。

 

人間の腸内には、細菌が1,000種類、100兆個も生息しています。

 

腸内環境を整えるには、乳酸菌などの善玉菌を腸内で少しでも多く増やすことが大切です。

 

また、乳酸菌などの善玉菌は腸内に住み着くことがありませんので、毎日摂取しましょう。

 

乳酸菌を直接摂取できるヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆などを毎日食べるようにし、乳酸菌を増やす作用があるオリゴ糖や食物繊維も同時に摂るように心がけましょう。

 

しかし、下痢の症状でも以下は注意が必要です。

 

  • 激しい痛み、症状の悪化
  • 嘔吐や発熱便に血が混じっている
  • 排便後にも腹痛が続く
  • 脱水症状がある
  • 同じものを食べた人も同時に下痢をしている

 

下痢をおこしても、少し安静にしていたり、ほとんどの場合、数日で治まることが多いですが、下痢の他にも次のような症状がみられたら、すぐに病院を受診するようにしましょう。

人気商品