【薬剤師解説】血圧が高いとどうなるの?自分でできる高血圧の対処法は?

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【薬剤師解説】血圧が高いとどうなるの?自分でできる高血圧の対処法は?

 

こんにちは。たいきちです。

 

血圧が高いと言われても、いまいち危機感がわかないですよね。

 

この記事では高血圧を放置するとどんなリスクがあるか、どうやって対処すればよいかを解説します。

 

はじめに

 

私たちの血圧は、日常生活の中で大きく変動します。

 

プレッシャーのかかる仕事中、寝起き、また、日常の些細な事(からだを動かす、寒さを感じるなど)で上昇します。

 

こうした一時的な血圧上昇は、高血圧とはいいません。

 

高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態をいいます。

 

高血圧は受診をして、薬に頼る前に自分でできる対処法が大切です。

 

運動、食事はもちろん、体重を減らす、ストレスを減らす、タバコを止めるなどで血圧値は改善する事が多いのです。

 

自身でセルフケアを行ってそれでも血圧が下がらない場合は薬物治療になりますが、高血圧のお薬は飲んでしまうと一生飲み続けなければなりません。

 

高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなります。

 

別名サイレントキラーと言われています。

 

長年、高血圧の状態を放置していると、動脈硬化を促進し、脳卒中や心疾患、あるいは慢性腎臓病などの重大な病気につながります。

 

最近の研究から、特に脳卒中は男女を問わず高血圧の影響が大きいことが明確になっています。

 

またそれ以外にも多くの病気との因果関係が指摘されています。

 

高血圧は、放置していると怖い病気ですが、その一方で最も自分で見つけられやすい病気ともいえます。

 

痛みなどの症状がなくても、健康診断や家庭での血圧測定によって、発見できるからです。

 

「血圧が高め」とわかったら早めに受診し、それが治療を必要とする高血圧なのか、原因は何かなど、まずは知ることが大切です。

 

では高血圧とはどのような病気なのでしょうか下記に詳しくご紹介致します。

 

高血圧とは

 

高血圧は放置しておくと「脳」、「心」、「腎」に大きな負担がかかります。

 

中高年世代が10人いると、うち3人や4人は高血圧の可能性があります。

 

「人は血管とともに老いる」といいますが、その重要な指標となるのが血圧です。

 

血圧のコントロールに大切なのは、食事、運動などの面で健康的なライフスタイルをしっかり身に付けることです。

 

正しい知識がとても大切です。

 

まず血圧について知っておくべき基本知識を整理しておきましょう。

 

高血圧とは、心臓から送り出された血液が、血管内で示す圧力です。

 

血管の壁を押す力が「血圧」で、これが一定以上に高い状態が「高血圧」と定義されています。

 

なぜ高血圧は放置すると危険なのでしょうか。

 

それは住民を対象にした長年にわたる健康調査の研究によって、血圧が高い人ほど心臓血管系の病気になりやすい事からです。

 

下記に高血圧から引き起こされる可能性がある疾患についてご紹介致します。

 

◆脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など

 

◆脳卒中

 

脳卒中は命が助かっても、運動障害や言語障害が残りやすく、長期のリハビリが必要となることも少なくありません。

 

◆心筋梗塞、狭心症など

 

高血圧は、心疾患のリスクも高めます。

 

特に、男性の場合は影響が大きく、収縮期血圧が10mmHg高くなると、心筋梗塞や狭心症の危険度が約15%も増加します。

 

◆慢性糖尿病

 

血圧が高いと腎臓にも大きな負担がかかり、血液中の過剰な塩分などの排泄がうまくいかず、さらに血圧が上昇する悪循環を起こしやすくなります。

 

慢性腎臓病を起こすと、脳卒中や心筋梗塞による死亡率も高くなることがわかっています。

 

受診や薬に頼る前に自分でできる対処方法

 

高血圧は生まれつきの本態性と、日常の生活習慣で高血圧となった2次性があります。

 

本態性高血圧は生まれつき高血圧、家族歴などのある方です。

 

そのような方は生活習慣の改善では難しく、薬物治療になりますが、2次性は他の生活習慣病と同じく食事療法・運動療法で改善します。

 

それらをきちんと行っていても血圧の下がり具合が十分でなければ、薬が処方されます。

 

高血圧のお薬は飲んでいる間は血圧が低く保たれます。

 

主にカルシウム拮抗薬やARBといったお薬が処方されます。

 

昨今は両剤の配合薬も多いです。

 

しかし基本的には薬物治療は対処療法であり、薬を飲み続けなければ高血圧に戻ります。

 

基本は塩分を控えた食事、運動療法が大切です。

 

またストレスや緊張などで血圧は変動しますので、高血圧の方はストレスを貯めない事も大切です。

 

慢性的な高血圧状態は、長年放置しておくと、大きな病気になる可能性が高まります。

 

受診や病院に頼る前にまずは体重計と血圧計を買いましょう。

 

日々の血圧を知る事で、どの時間に、最も血圧が高いのかを知る事が出来ます。

 

まずはセルフチェックが必要です。

 

  • 血圧計と体重計を買う
  • 食事、運動を気を付け適正体重を維持する
  • ストレスを貯めない、塩分は控える

 

上記を実施して、それでも高血圧状態が維持される場合のみ、薬物治療となりますが、まずは自身の体重が適正であるか、食生活の乱れはないか、運動は定期的に行っているかチェックしてみて下さい。

 

体重計をもつメリットはこちらで紹介しています。

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上記が出来ていない場合は、食生活、運動不足、体重の増加が、高血圧の原因である場合が考えられます。

 

まとめ

 

高血圧は、放置していると怖い病気ですが、その一方で、最も自分で見つけられる病気ともいえます。

 

治療するにも、血圧のお薬は一生飲み続けなければなりません。日常生活では、運動や塩分を控えた食事で大きく改善できます。

 

痛みなどの症状がなくても、健康診断や家庭での血圧測定によって、発見できるからです。

 

「血圧が高め」とわかったら早めに受診し、治療を必要とする高血圧なのか、原因は何かなどについて知ることが大切です。

 

高血圧の基準や血圧計について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

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