薬剤師がビタミンCのサプリメントについて解説!【薬剤師がドラッグストアで勧めても相手のためにならないサプリメント⑥】

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薬剤師がビタミンCのサプリメントについて解説!

 

こんにちは。たいきちです。

 

今回はサプリメントとして売られているビタミンCについて解説します。

 

はじめに

 

ビタミンCは最も身近に感じるビタミンではありませんでしょうか?

 

コンビニやAmazonなどではビタミンCのサプリは数多く存在しています。

 

また健康ドリンクや他のビタミンCとは大きく表記されていない場合でも、マルチビタミンといった表記で様々なアプリが存在しています。

 

その中にはビタミンC多く含まれています。

 

実際に多くの方がサプリ等、摂取されています。

 

しかし、実際に服用されている方で、その効能、効果、そして実は過剰摂取すると副作用もある事はご存じでしょうか?

 

ビタミンCは一般的に水に溶けやすい水溶性ビタミンと言われています。

 

ですから、余分なビタミンCは、摂取後、数時間以内に体から排出されます。その為、ビタミンCの過剰摂取は滅多に起こらないといわれています。

 

しかし、サプリなどから許容上限量を超えるビタミンCを摂取した場合には、消化器系の問題、鉄過剰、腎結石などの副作用を引き起こす可能性があります。

 

今日は、ビタミンCの効果と、過剰摂取が原因でおこる副作用についてお話します。

 

ビタミンCとは何か

 

「疲れた時のビタミン補給で元気が出る!」「何種類ものサプリを摂取しているから大丈夫!」そう思っている人も多いのではないでしょうか。

 

結論から言えば、それは大きな間違いです。

 

まず、ビタミンCとは水溶性ビタミンの一つです。

 

板状または針状結晶と言われています。

 

主に多く含まれる食品は皆さんにとって身近な食材である、レモン・唐辛子・大根・野菜類・果物・緑茶に含まれています。

 

ビタミンCには、強い還元作用があり、酸化防止剤として、食品に使用される事も多いです。

 

また分析用の「試薬」などにも用いられています。実際に過度にビタミンCが欠乏すると、出血性の障害が体内の各器官で生じる病気が起こると言われています。

 

具体的にはビタミンC欠乏状態が数週間から数カ月続くと、壊血病という病気を引き起こすと言われています。

 

現在では病院で処方されるものと同じ成分のサプリも市販されていますが、有効成分の含有量が異なります。

 

もちろんサプリの有効成分の方が少ないわけですが、「医薬品」が病的栄養不足の治療を目的とするのに対し、サプリはあくまで栄養素の補足を目的とするという用途の違いによるものです。

 

上述のように、サプリは食品に分類され、飲んだから必ずしも健康状態に寄与するものではありません。

 

サプリの対価として「健康」を得ているのではなく、「健康になった気持ち」を得ている人も少なくないというわけです。

 

ビタミンCの効能効果はどうなの 副作用は?

 

たとえば皆さんは、風邪をひいた時にビタミンCを意識しませんでしょうか。

 

たとえば風邪をひいてからビタミンCを摂取する「治療」効果は、臨床試験‎‎からはっきりしていません。

 

しかし、日常的なビタミンC摂取では‎‎風邪‎‎の発症率は予防しないのですが、例えば風邪の重症度と期間は減少させ、スポーツ選手や寒冷地の兵士といった特定の集団では予防効果があるとされる‎‎‎‎ています。

 

実際に風邪をひいた際には、医療機関からアスコルビン酸といった名前で処方される事もあります。

 

またビタミンCには‎‎鉄分‎‎や‎‎カルシウム‎‎などミネラルの吸収を高める効果があることも示されています。

 

特に‎‎鉄過剰症‎‎の人でビタミンCの摂取過剰では鉄過剰が促進されますが‎‎‎‎、健康な成人であれば影響はないとされています‎。

 

このように‎ビタミンCは人体には欠かせない栄養素ではありますが、一方で過剰摂取には注意が必要です。

 

下記に主にビタミンCの過度な摂取によって起きる副作用もあるのも事実です。

 

消化器系の副作用とは

 

ビタミンCの過剰摂取による最も一般的な副作用は、消化器系の問題であると言われています。

 

これらの症状は、一度に2000mg以上のビタミンCを摂取した場合に起こる可能性があり、アメリカでは、ビタミンCの許容上限量は2000 mgと定められています。

 

ビタミンCの過剰摂取による最も一般的な消化器系の症状は、下痢と吐き気です。

 

また、科学的根拠に基づくものではないですが、胃酸の逆流などの症状が報告されています。

 

ビタミンCの過剰摂取により消化器系に異常が出た場合は、単純にサプリメントの摂取量を減らすか、サプリの摂取を止めることで改善されます。

 

鉄過剰の副作用とは

 

ビタミンCは、鉄の吸収を促進する働きがあります。

 

植物性食品に含まれる非ヘム鉄は、動物性食品に含まれるヘム鉄ほど効率的に体内に吸収されません。

 

ビタミンCは、非ヘム鉄と結合し、非ヘム鉄を体内へ吸収しやすくします。

 

この働きは特に、ベジタリアンなど植物性食品からの鉄分に依存する人にとって非常に重要です。

 

ある調査で、食事と一緒に100mgのビタミンCを摂ることで、鉄分の吸収が67%も上昇したことが確認されています。

 

しかし、ヘモクロマトーシスなど、体内で鉄が過剰に蓄積するリスクが高い疾患を持つ人は、ビタミンCサプリの使用に慎重でなくてはなりません。

 

これらの状況下で過剰なビタミンCを摂ることは、鉄過剰に繋がり、心臓、肝臓、すい臓、甲状腺、中枢神経系に深刻なダメージを与える可能性があることが示唆されています。

 

腎結石の副作用とは

 

過剰なビタミンCは、身体の老廃物であるシュウ酸として体から排出されます。

 

シュウ酸は通常、尿を通して体から出ますが、ある条件下では、腎結石の原因になる結石を形成する為にミネラルと結合する場合があります。

 

ある調査で、1000mgのビタミンCを1日2回、6日間摂取した大人は、排出したシュウ酸の量が20%増加したことが示されています。

 

ビタミンCの過剰な摂取(1日2000mg以上)は、尿中のシュウ酸量を増やす可能性があり、それにより腎結石の発症のリスクが高くなることが示唆されています。

 

まとめ

 

本日は、ビタミンCの過剰摂取が原因でおこる副作用についてお話しました。

 

身近なビタミンなので意識して摂取されている方、サプリで補う方も多くビタミンCは過剰に摂取することで、消化器系の問題、鉄過剰、腎臓結石などの症状を引き起こす可能性があります。

 

しかし、ビタミンCは水溶性ビタミンで、余分なビタミンCは尿を通してすぐに排出される為、過剰摂取は非常にまれな症状です。

 

ビタミンCは免疫系の健康において重要で、多くの人は風邪の予防の為にビタミンCのサプリを利用しています。

 

サプリの利用を考えている人は、信頼できるメーカーの品質の高いものを選び、用量用法に従い適切に使用することが大切です。

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